ベストな睡眠時間

「ナポレオンは3時間しか寝なかった」という話、聞いたことありますよね。ほかにも、ロングスリーパー、ショートスリーパーなど睡眠時間についての情報なども見たことがある方も多いかもしれません。ベストな睡眠時間とはいったいどのくらいの時間を指すのでしょうか? 眠りには「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二つがあります。 レム睡眠には浅い眠りでカラダを休まる働きを、ノンレム睡眠は深い眠りで脳を休ませ働きを行っています。眠りはじめは深いノンレム睡眠が多く出現し、体内のホルモンを分泌させ、骨や筋肉を作る働きをしていると言われ、レム睡眠はカラダが寝ている状態で脳は半分起きているような状態です。レム睡眠では眼球が動いており、この間に夢を見ていると言われ、記憶や情報の整理を行っているとも言われています。ノンレム睡眠とレム睡眠、合計約90分1セットで4~5セット繰り返したのちに、目が覚めます。 赤ちゃんはこの周期が出来上がっていないため、1日で数回眠り、老人になると、脳の機能が衰えるため、一般的に夜の眠りが浅くなると言われています。 人間のカラダは外部環境がいかに変化しようとも、体内は一定の安定した状態を保とうとする働きがあります。これをホメオスタシス(恒常性)と言います。暑い夏や寒い冬でも体温が一定に保とうとする働きなどが、このホメオスタシスに当てはまります。カラダは一日の中の睡眠と覚醒、体内の交感神経と副交感神経の連携により体内リズムを持って活動しています。そのリズムに合わせ、体温も上昇し、午後6時をピークに下がりはじめ午前4時に最低値になった後、再び上昇します。血圧や体温にもこうした一日のリズムがあるのです。また、体内のホルモンが一番盛んに分泌されるのは午後10時~午前2時の間だと言われています。睡眠時間のリズムは人により様々かもしれませんが、カラダのリズムに合わせ、午後10時~午前2時には就寝すること、ノンレム、レム睡眠の周期を考えてみると、ご自身がすっきりと起きられる時間が、ベストな睡眠時間になると言えるでしょう。